6月21日(金)に5・6年生を対象とした租税教室がありました。
湧水町役場の住民税務課から2人の講師が来てくださいました。
まずは,身近な税金について考えたあと,「もし,税金がなかったら・・・」というアニメを見ました。
もし税金がなかったら,警察署も消防署も有料になり,信号はなくなる。ゴミの収集もなくなる。道路も公園も自由に使えなくなる。こんな世界にならないように,みんなが助け合っていけるように税金は必要であることを教えてもらいました。
その後,税金に関するクイズに挑戦しました。
「明治時代にあった税金は,何でしょう?」というものでした。
答えは①のうさぎ税でした。
この税金は,明治時代の東京都が取り入れた税金です。外国から輸入した珍しいうさぎがブームとなり,高い値段でうさぎが売り買いされました。 東京都は,自分の仕事を忘れてウサギ飼育をする人達の熱を冷まそうと,うさぎ1羽につき毎月1円(現在の価値で1万円くらい)の税金をかけました。
ユニークな税金としてハンガリーや欧米諸国が取り入れている税金の紹介がありました。
正解は,③のポテトチップス税です。
正式な名前は健康増進税というそうです。 塩分や糖分の多い食品に課される税金です。健康維持を目的に食品にかけられる税金です。ポテトチップスは100グラムにつき7円,飲み物のなかには,高いもので1リットルにつき85円の税金がかけられるものもあります。
小学生が学校で勉強するために,年間で1人当たり,だいたいどれくらいの税金が使われているか,考えました。
答えは何と1人あたり約90万円です。5・6年生は全員で18人です。年間でみんなの合計を合わせたら何と1,620万円😲。卒業するまでに,9,180万円です😲。
最後に,湧水町の今年の予算は約77億円ということで,1億円の入っているアタッシュケースを持ってきてくれました(笑)。本物ではなく,レプリカです・・・・。
このアタッシュケースが77個と考えると・・・。すごい量です。
このアタッシュケースに入っている1億円(レプリカ)77個分が,小中学校のエアコンを設置したり,スクールバスを運行するための費用,子育て支援のための事業に使われたりすることを学習しました。
授業終了後,実際に1億円(レプリカ)を持ってみたい児童の長蛇の列ができていました😂。
税に関する分かりやすく楽しい授業を通して,5・6年生の子どもたちは税金の大切さについて学ぶことができました。
5th and 6th graders had a class about tax.
They learned that taxes are necessary so that everyone can support each other through watching DVD animation.
After watching DVD, they tried some quizes about tax. Some countries has a very unique tax like potato chips tax.
After class, they had a replica of 100 million yen and experienced the weight of 100 million yen.
Through this lesson, they learned about the importance of taxation.
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